ダリア・ブラスエル医師 |
(彼女/彼ら) |
| 医大: ウィスコンシン医科大学 |
私が家庭医療の道に進むきっかけとなったのは、トランスジェンダー女性として医療制度を渡り歩いた経験です。患者から医師へと立場が変わる中で、真の癒しは長期的な信頼関係の中でこそ得られるものだと気づきました。家庭医療を選んだのは、その幅広い診療範囲と、地域社会における医療への制度的な障壁に取り組む機会が得られるからです。
研修期間中、私は社会的に疎外された患者さんへのケアの架け橋となることにやりがいを見出しました。具体的には、ご家族の保険加入手続きをサポートしたり、地域住民がそれぞれのニーズを理解し、権利を主張できるよう支援したりといったボランティア活動を行ってきました。こうした権利擁護への取り組みは、ジェンダー肯定ケアと緩和ケアという私の臨床上の関心分野とも合致しています。
私がニューメキシコ大学で研修を受けることを選んだのは、同大学が社会正義に真摯に取り組んでいること、そして多様な人々、特にこれまで十分な医療サービスを受けられなかった人々との繋がりを大切にしていることで定評があるからです。ニューメキシコ大学が重視する地域密着型のチーム医療は、私が目指す「患者擁護者となる医師」という目標と完全に合致しています。患者一人ひとりの経験を尊重し、質の高い医療を提供する研修医の仲間入りをすることを心待ちにしています。